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シンガポール てんかんの薬の話

前回の薬の持込みに続いて、引き続き薬の話です

3年前の話です。

息子にてんかんの持病があるので、シンガポールへの引っ越し前に、シンガポールの日系病院に問合せをして、てんかんを診てもらえると返事をもらい、一応安心してたのですが、実際に行ってみると、日系の病院では、てんかんの薬を処方することは出来ず、セカンドオピニオンなど、相談が出来るだけ、と分かり愕然としました。

仕方がないので、ローカルの病院を紹介してもらい、シンガポーリアンの医師に診てもらうことになりました。

英語に自信がなかったので、日系病院のスタッフ同伴のサービスを利用して、受診しました。

ドクターは、優しく、よかったです。

しかし、問題は薬でした。

日本で処方されていたのは、顆粒の薬で味もなかったので、当時3歳だった息子は、小さいオニギリに混ぜて服用してました。

しかし、シンガポールには、てんかんの薬に限らず、顆粒や粉薬はほとんど無いようで、処方されたのは、液体の薬で、色も味もあり、息子は飲むのを嫌がり、大変苦労しました。

途中で、錠剤に変更し、本当は良くないと言われてましたが、錠剤をすり潰し、お菓子と一緒に食べさせたりもしました。

毎日、何時間も薬に費やす日々を数ヶ月続けましたが、なかなか解決策が見つからず、結局、日本に一時帰国した時に、日本の病院を受診し、薬を出してもらいました。

その後は、定期的に私の姉が代理で病院を受診し、EMSで、シンガポールに薬を送ってもらうのとで、この薬問題は一応解決しました。

尚、その後、新型コロナの影響で、病院が電話診察を始めたので、姉に代理の通院を頼む必要がなくなり、だいぶ楽になりました。

私の苦い経験から、持病があり、海外へ赴任される方は、赴任中も、日本の病院にフォローしてもらえるよう、事前にドクターにお願いしておくのがいいと思います。

ABOUT ME
solauta
アラフィフ 2児の子を育てる心配性ママです。 主に、知的な遅れ&運動面で不自由のある次男について、綴っていきいと思ってます。 2021年7月まで3年間シンガポールで過ごしたので、シンガポールの医療事情も書きたいと思います。