今日は、1ヶ月近く宿泊した長期滞在者用のホテルの話です。
我が家は、シンガポールから帰国してから家を探したのですが、すぐに希望に合う家が見つかったものの、新居に入居出来るまで、1ヶ月近くかかるというので、その1ヶ月はホテル住まいをすることになりました。
最初は、ウィークリーマンションを探しましたが、我が家の住む郊外にはあまり数がなく、どこも満室でした。
仕方がなく、長期滞在者用のホテルに滞在することになりました。
部屋はそれほど狭くはなく、ベッドが4台並んだ部屋で、ユニットバス、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、小さい流しと電熱性のコンロが1つありました。
タオルやボディソープ類は一式ありましたが、シーツやトイレットペーパーも含め、取り替えや追加支給のサービスはありませんでした。
部屋の清掃は、恐らくなかったと思います。
コロナ渦で、あまり家族以外と接触したくなかったので、清掃については特に確認しないで、自分でコロコロを買ってカーペットを掃除してました。
家族4人で泊まって、1泊8000円くらいの部屋でした。
最初の頃は、何とか自炊をしようと鍋とフライパンと小型ナイフを買って、少し作ってみましたが、料理するスペースもなく、電熱性コンロも使いづらくて、まともな料理は出来ませんでした。
途中で、そのコンロも付かなくなり、諦めて、電子レンジで温めるだけの冷凍食品とお惣菜で暮らしました。
洗濯は、部屋に備え付けられている洗濯機で出来るのですが、乾燥機は付いていません。
ホテルの1階に有料の乾燥機がありましたが、やはりコロナが怖くて、あまり使いたくなかったので、出来るだけ、部屋の中やベランダに干して、乾かしました。ベランダはあるのですが、物干し竿がないので、なかなか すんなりは干せません。
仮住いなので、色々と不便なことは諦めていましたが、一番やっかいだったのは、部屋が1つなので、家族全員が一斉にに寝る必要があったことです。
主人は、仕事で帰りが遅くなるのですが、ホテルの部屋で夕飯を食べるので、それまで電気を消す訳にもいかず、子供を寝かせるのが遅くなってしまいました。
主人は主人で、仕事が途中でも切り上げて、なんとか早く帰るように苦労していたようです。
コロナが落ち着いていたら、仕事帰りに外食してたとこでしょうが。
正直なところ、ホテルでの1ヶ月はかなり長かったです。
部屋が1部屋の状況で、家族誰かがコロナに感染したら、どうしたらいいんだろう、そもそもホテルに泊めてもらえるか?などと毎晩、あれこれ心配していました。
それと、ホテル暮らし中は、食生活がイマイチだったので、料理があまり得意でない私ですら、料理がしたくなりました。
そんな生活だったので、もしまた海外駐在することがあれば、その時は、本帰国前に住む家を決めてから帰国しようと思います。